中国医学は整体観念と弁証論治を通じて心と身体のつながりを大切にしています。
わかりやすく言うと「身体はぜんぶつながっていて、自然とも友だちなんだよ!」という考え方です。
中国医学は整体観念と弁証論治を通じて心と身体のつながりを大切にしています。
わかりやすく言うと「身体はぜんぶつながっていて、自然とも友だちなんだよ!」という考え方です。
中国伝統医学 中国医学とは

中国医学は整体観念と弁証論治を通じて心とからだのつながりを大切にしています。
自然のしくみと人のからだを重ねて考え、自然と調和してからだのバランスを整える医学です。
整体観念とは・・・
「からだはぜんぶつながっていて、自然とも友だちなんだよ!」という考え方です。
① からだはひとつのチーム!
人のからだは、頭・おなか・手・足など、いろんな部分があります。
それぞれがバラバラに動いているわけではなく、全部がチームのように力を合わせて動いています。
だから、中国医学では
身体の一ヵ所だけをみるのではなく、全体のバランスを見て治します。
② 自然ともつながっている
人の身体は季節や天気とも深くつながっています。
だから、季節に合わせて食べ物や服、生活のしかたを変えることも大事なんです。

弁証論治とは・・・
からだの様子をよ~く見て、どんなタイプの不調か見分けて、その人に合った治し方をお話ししながら決めていきます。
①「弁証(べんしょう)」=からだの様子を見きわめる
・どんな症状がある?(寒い、暑い、痛い、だるいなど)
・舌の色や、苔の様子
・脈の速さ・強さ
・いつから、どこが、どんなふうに悪いの?
と、「これはどんなタイプの病気、不調かな?」と見分けます
② 「論治(ろんち)」=どうやって治すかを決める
見分けたタイプに合わせて治し方を考えます
・熱がある→ からだを冷ます治療
・冷えている→ からだを温める治療
・元気がない→ 元気を増やす治療
・邪気が強い→ 邪気を追い出す治療
治すための方法は、ツボ療法・整体・薬膳・家庭でのケアなど いろいろなアプローチがあります。
みんな同じではなく、おひとりおひとりの状態に合わせて何が最適なのかをその都度変えていきます。
中国医学協会についてはこちらのホームページを参照してください。
中医学協会の活動内容や各種講座・イベントの案内も掲載されています。

